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クリニックの開院までは、富士中央病院に勤務されていた青木クリニックの青木秀剛院長。平成11(1999)年に先代院長だったお父様がお亡くなりになり、しばらくは閉めていたJR東海道線「興津」駅そばにある当クリニックを5年後の平成16(2004)年7月6日、34歳の若さで再び開院されました。このリニューアルオープンをきっかけにして、富士通の電子カルテシステムHOPE/Dr'noteを導入されました。当時は、まだまだ電子カルテシステムの普及率は低く、さまざまな憶測も呼んでいて、導入には勇気が必要だったそうです。しかし、将来性を見込んで英断したとのこと。その根底には「来院される患者様に満足していただきたい」という青木院長のポリシーがあったのだと思われます。そんな医療への真摯な姿勢は、ユニバーサルデザインを採用した人と地球にやさしいトイレや徹底した除菌がなされているスリッパなど、院内のいたるところに応用されています。まさに、それは院長の「患者様視点」のなせるものに他ならないのです。 |
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病院勤務時代は紙カルテが主流で、検査だけはデータ化されたものを使った経験をお持ちの青木院長。一台のコンピュータ端末を複数の医師が共有するような環境で電子カルテシステムを導入すると、ある意味において均一化が必要で、かえって使い勝手が犠牲になるという噂をよく耳にしたとおっしゃいます。しかし、独立する際には「どうせ自分が一人で使うのだから、徹底して自分の使いやすいシステムにしてしまえばいい」という結論に達したそうです。
その背景には、院長が10歳くらいの頃からコンピュータに慣れ親しんでいたというバックボーンがあったのです。当時はコンピュータ言語である「BASIC」を使ってユーザーがソフトを創っていた時代。いわば、ひとりひとりがカスタマイズを行っていた時代なのです。そんな頃から富士通のハードを使って、ゲームなどのソフトを創っていたといいますから、院長はかなりのパソコンマニアと呼べるはずです。それほどの知識や経験をお持ちの院長が、「ベースがしっかりしていて、医師の考え方や行動に則したポテンシャルを持っている」と評価をいただいたのがHOPE/Dr'noteだったのです。
さらに、HOPE/Dr'noteの画面には紙カルテが持っている使いやすい特性が盛り込まれていると院長。「紙カルテシステムのいいところは、一枚の紙面で医師の所見とそれに基づく処方が一覧できる」ことだそうです。「しかも、それが時系列を追って閲覧できる。これは非常にわかりやすい」のだそうです。また、ワープロ感覚の入力しやすさも導入を決意したひとつの要因だったようです。「BASIC世代なもので、マウスよりもキーボードを多用します。さまざまなポップアップ画面を多用するのも便利だと思いますが、ぼくはワープロ感覚で使えるのが好きですね。その点、フレキシブルにカスタマイズできるのでHOPE/Dr'noteに白羽の矢が立ったのです」と青木院長は満足そうにうなずいていらっしゃいました。
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「とにかく看護師さんの負担が軽くなりました」と青木院長。HOPE/Dr'noteの導入により、カルテを探す手間やレントゲン写真などさまざまな検査結果などのデータを探す手間…、さまざまな雑用が減って看護に集中できるようになったそうです。その結果、通常なら3人は必要な看護師が2人で十分に成果が出せるような環境になっているのです。これは結局、人件費などのコストダウンにもつながっているのです。「個人の開業医の場合、この効率化は非常にありがたいですね」と青木院長もおっしゃっています。さらに医療事務システムであるHOPE/SX-Pも導入されているので、治療と医事が一元化されています。それによって、治療から会計までがトータルに結ばれているのです。このシステム化によって、さらなる効率化が図られているのです。最小のユニットで最大限の効果を。そんな個人開業医の方々が抱えていらっしゃる課題を解決するシステムなのです。
さらに、このシステム化のおかげで、かなりペーパーレス化を進めることができたそうです。カルテはもちろんデータ化。さまざまな依頼書や指示書も紙で出力することが減少したので、クリニックから出る紙ゴミは極端に量が減ったといいます。さらに、レントゲンも画像をデータ化して画面表示するので、現像液や定着液、フィルムなどの産業廃棄物を減らせているようです。「電子カルテシステムは地球にもやさしいのですね」とは院長のお言葉です。
また、情報開示の面でも電子カルテシステムは有効だと院長はおっしゃいます。「画面をそのまま患者様にお見せします。画面情報だととてもわかりやすいとほめていただいています」と院長。「地域に根ざした安心の医療」は、そんな些細なことから築き上げられていくのかもしれませんね。 |
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これからの地域医療に必要なのは「クリニックのコンパクト化」と「医療情報の共用性」だとおっしゃる青木院長。それには、電子カルテシステムは必要不可欠だと考えをお持ちです。これまでのような紙カルテやレントゲン写真などの保管場所を必要としないコンパクトなクリニックなら開業もしやすいでしょう。さらに薬局の院外化が進み、ますますクリニックはコンパクト化、高効率化されていくことでしょう。そんな進化に必ずや電子カルテシステムは大きく貢献していくはずです。また、医療情報の共有化でも一翼を担うことになるのではないでしょうか。個人情報の問題はハードルとして残っていくでしょうが、万が一の場合でも、どこからでもその患者様の病歴、治療歴がわかると、助かる人が増えるはずです。
一方で、医療のデータ化は、診療のマシン化につながることもあるやもしれません。いかに患者様とのスキンシップを図りながら診療していくか。それには、よりヒューマンなインターフェイスの開発が欠かせないでしょう。
今や新規で開業されるクリニックのほぼ9割が電子カルテシステムを導入されているそうです。そんな時代だからこそ「患者様の目を見ながらの診療を大切にしていきたい」とおっしゃる青木院長。「これからもテクトロンさんとがっぷり四つに組んで、より良質の医療が提供できるようなシステムに進化させていきたい」と熱いまなざしでお話さいてくださいました。その瞳の奥には、「地域の方々の健康的な笑顔」が、輝いているようでした。 |
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導入システム |
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富士通医療事務システム HOPE/SX-P
富士通電子カルテシステム HOPE/Dr'note
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施設概要 |
| 青木内科クリニック |
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