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事例紹介

愛和レディースクリニック

マスタやテンプレートを充実させることにより
効率的な診療環境を実現。
入力作業の負担を減らすことで、患者在院時間の短縮化に成功
黒田俊孝院長
東京と横浜、2つの大都市の通勤圏に位置する神奈川県海老名市は、青壮年層を中心に人口増加を続けるベッドタウンです。愛和レディースクリニックは、その中心地であるJR、相模鉄道、小田急電鉄の海老名駅からほど近いビルの2階に、2006年7月に開院しました。その後、富士通の電子カルテシステムHOPE/EGMAIN-CXを導入。産婦人科と皮膚科の外来診療を通じ、地域の女性のホームドクターとして診療活動を展開しています。黒田俊孝院長に、電子カルテシステム導入の経緯と診療所におけるIT化の有用性についてお話をうかがいました。
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導入の背景 医事システムの更新を機にHOPE/EGMAIN-CXを導入。
杉山陽子看護助手・小島麻美受付員・古越礼奈看護師・白石里美受付員 画像
愛和レディースクリニックでは、最も院内のIT化をしやすいと思われる開業時点での電子カルテシステム導入を見送りました。黒田院長は、その理由について、「海老名市で開業する前に開いていた横浜市のクリニックで紙カルテでの診療を行っていた時に、そこで使用していた医事システムHOPE/SX-Pのリース期限が残っていたため、電子カルテシステムを使わずに診療できるものなら、当面は導入を見送ろうと判断をしました」と説明しています。
しかし、リース期間が残っているということは、その後のシステム更新を考える必要があります。この医事システムの更新が、同クリニックにとっての電子カルテシステム導入を決めるきっかけとなりました。
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導入の経緯 電子カルテの導入により省スペース化を期待。
黒田院長の診察の様子。勤務医だったときにオーダリングシステムを使用した経験もあり、すぐに操作を習得したとのことです。
医事システムのリース期限に合わせて電子カルテシステム導入を決めた黒田院長ですが、もう1つ大きな動機となったのは、紙カルテの保管スペースの問題でした。愛和レディースクリニックでは、月平均の初診患者数は200人にも上り、用意していた紙カルテ用の保管棚は、すぐに一杯となってしまいました。しかし、診療を継続するためには必ず解決しなければならない問題です。検討を重ねた結果、黒田院長は広いカルテ庫を確保して紙カルテでの診療を続けるよりも、電子カルテシステムによるペーパーレス運用に移行することを選択しました。黒田院長は、当時を振り返り、「診療所のスペースが狭くてすむ電子カルテシステムなら、その分施設の賃料を低く抑えることができ、診療所を経営する上での効果が大きいと考えました」と説明しています。また、紙カルテを手作業で棚から探すよりは、画面上ですぐに検索する方が効率が良いことも、電子カルテシステム移行を決断した理由の1つとして挙げています。
選定に当たっては、医事システムからのデータ移行が速やか、かつ安全にできることを重視し、富士通の製品を候補に挙げました。また、黒田院長が勤務医のときに富士通のシステムを使用しており、その時感じた操作のしやすさや信頼度を理由に、HOPE/EGMAIN-CXの導入を決定。準備作業を経て、2007年4月から運用を開始しました。
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導入効果 マスタ、テンプレートのつくり込みで入力の省力化。
産婦人科用(左)と皮膚科用の問診票画面(右)。診療科別に使い分けることで、必要な項目だけの入力ですみ、診療の効率化に役立っています。
設置作業は開業時にあらかじめLAN回線を敷設していたため、問題なく行えました。また、旧医事システムからのデータ移行もスムーズに完了し、スタッフの操作訓練でも大きな問題は出ませんでした。しかし、診療を続ける状況の中で、契約から2か月後に実稼働するというスケジュールは厳しく、「時間的な余裕がありませんでした」と黒田院長は振り返ります。打ち合わせは7〜10日に1回程度、稼働の半月前からは週に3〜4回のペースで行われました。
電子カルテ導入前の準備段階において、黒田院長は、マスタとテンプレートの作成に最も労力を割きました。多くのスタッフがシステムにかかわる病院と違い、診療所では、メインユーザーである医師が、自分自身の診療スタイルに合わせた最適なマスタを作成できます。例えば皮膚科では、それぞれの症状や部位に応じて、外用薬、内服薬を何日分処方するかなど、セット処方のマスタをあらかじめ作成しておくことで、紙カルテに記入する場合に比べて速く入力することが可能となります。
また、同クリニックでは、産婦人科、皮膚科ごとに、テンプレート化した問診票画面を用意しました。これは、初診時に、項目に従って問診内容を入力する画面です。必要な事項を漏らすことなく、簡単に電子カルテに取り込むことができます。黒田院長は、「問診票画面があるため、手書きだったころに比べて、入力の省力化につながっています」と効果を説明しています。
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医事システムとの連携により速やかで確実な運用を実現。
HOPE/EGMAIN-CXの画面(左)。過去データと同時に表示でき、紙カルテのような感覚で、参照、入力が可能です。写真右は、とり込んだ検査データを表示したところ。わかりやすい説明ができることから、患者様の理解度も上がっています。
愛和レディースクリニックでは、予約システムや診察券のカードリーダなどは採用せず、また、画像診断機器との接続もしておらず、スリムかつシンプルな運用を行っています。受付の医事システムHOPE/SX-Jから患者情報が診察室のHOPE/EGMAIN-CXに送信されます。さらに電子カルテシステムに入力された処置や処方のデータが、医事システムに送られる仕組みとなっています。これにより、紙カルテ運用の場合に起こりやすい書き間違いや文字の判読ミスがなくなるほか、HOPE/SX-JでもHOPE/EGMAIN-CXの診療情報が見られることから、確実な会計業務の効果が得られています。
検査は検体検査、X線検査ともに院外への発注、紹介を行っており、薬剤も院外処方を行っています。臨床検査会社からデータで返される生化学的な検査値は数値データとして取り込み、そのほかの所見については、伝票をスキャニングして、画像としてHOPE/EGMAIN-CXに保存するという方法をとっています。
一方、X線撮影装置などの診断画像は、画像データ化せず、フィルムのまま管理しています。これについて黒田院長は、「電子カルテシステムのデータ量の肥大化を防ぎ、処理や転送スピードが落ちることを避けるためです。
モニタで画像が見られなくても、日常診療上不便はないと思います」と述べています。診察室内にある超音波診断装置も、リアルタイムで患者様に画像を示すほか、出力紙を渡していますが、診察のたびに過去の画像を参照するようなケースが少ないため、電子カルテシステムに取り込む必要性は感じていないそうです。
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患者様の在院時間を大幅に短縮。
受付にあるHOPE/SX-J。
HOPE/EGMAIN-CXの稼働開始から約半年を経て、現在実感されるメリットとしては、次のようなことが挙げられます。まず、当初の目的だったカルテの保管場所の問題は、ペーパーレス運用により、導入前のスペースのままですんでいます。特に愛和レディースクリニックのようなビル内診療所では、スペースの有効活用が重要なだけに、大きなメリットだと言えます。また、カルテを探し出す手間もかからなくなり、電子カルテシステム上から検索できるので、電話での問い合わせなどにもすぐに対応できるようになったという意見が、スタッフの間からは出ています。
さらに、数多く用意したマスタやテンプレートを活用し入力の省力化が図られたことで、無駄な時間がなくなり、診療に専念できるようになっています。前回の処置や処方を繰り返す場合など、コピー・アンド・ペーストを活用し、スピードアップにつながっています。こうした入力の効率化により診療が充実し、待ち時間の短縮にも結びついています。
HOPE/EGMAIN-CXならではのメリットとして、黒田院長はメモ機能の便利さを挙げています。アレルギー歴や禁止薬剤、RH不適合妊娠などの重要な注意事項を、患者情報に常に隣接して表示させる機能は、他社製品にはない特色であり、非常に役立っているとのことです。
このほか、紙カルテの運用時には、レセプトに関するデータを受付で医事システムに入力し直す作業が必要でしたが、HOPE/EGMAIN-CX導入後は、診察が終わってすぐに医事システムにデータが反映されるため、再入力の必要がなく、会計の待ち時間も大幅に短くなりました。「診察前、診察中、診察後、いずれも時間短縮を実現したことで、紙カルテの場合と比較し、1.5倍の患者数を診察できるようになったと思います」と黒田院長は感想を述べています。
一方、患者サービスという点では、在院時間が短縮されることが大きな成果を上げています。電子カルテを駆使した診療に対する先進的なイメージを持ってもらえるだけでなく、検査結果を標準値とともに画面で示しながら説明できることも、患者様にとってのメリットです。
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将来の展望 オンラインデータ通信によりさらに効率的な診療環境を。
一方、電子カルテ導入によるデメリットは、現在までのところ特にないとのことですが、黒田院長、スタッフ共通の要望として、待合室の状況を細かく表示できるようになれば便利ではないかという意見が挙がっています。黒田院長は「患者様の待ち状況、例えば3番目に妊婦検診の方が待っているということがわかっていれば、事前に血圧などを測定する指示が出せて、在院時間をもっと短縮できるので、今後、機能が強化されることを期待しています」と要望しています。
また、黒田院長は、将来展望として、環境が整えば臨床検査会社とオンライン化することを挙げています。診療環境の効率化を進めることによって、地域の女性のホームドクターとして、その役割がますます高まっていくことが期待されます。
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ハードウェア構成図
富士通 HOPE VISION Vol.7より
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導入システム
富士通電子カルテシステム HOPE/EGMAIN-CX

施設概要
愛和レディースクリニック
所在地: 〒243-0432 神奈川県海老名市中央2-8-8 池田ビル2F
TEL: 046-210-7511
FAX: 046-210-7512
URL: http://www.aiwa-ladies.net/
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